ほっこりホラー日和

怖がり人間の日記。本や漫画のネタバレ感想が多めかもしれない。

今際の国のアリス げぇむ感想①(くらぶのさん)


面白すぎてキンドルで一気に買ってしまった作品。
読み始めたら止められんかった。

げぇむ別に感想を書いていきたいと思います!
1巻の内容のネタバレをがっつりしているので注意。

 

 

 

くらぶのさん

 

主人公のアリスたちが今際の国にきて初めて参加するゲーム。
アリスとその親友のカルベとチョータ、先にゲーム会場にいたシブキという女性の計4名が参加者。
舞台は神社。

 

「るうる」は下記の通り。
↓初めに提示されるルール

  • 「おみくじ」を1人1回必ず引く。
  • 全員が「おみくじ」を引き終えれば「げぇむ」は「くりあ」
  • 提灯が全て消えるまでに「おみくじ」を引いていない人がいれば「げぇむおおばぁ」

↓プレイ中に明らかになるルール

  • 「おみくじ」には運勢によって難易度が違う問題が記載されており、「おみくじ」を引いた人は問題の答えを言わなければならない。
  • 言った答えと正解の誤差の分だけ、回答者に火矢が放たれる。


境内にかかっている提灯はげぇむ開始と共にだんだんと消えていくので制限時間ありのゲームですね。
協力型のくらぶのげぇむらしく、問題の答え自体は参加者同士で一緒に考えても良いみたい。
火矢は回答者に向かって放たれるんだけど、誰が問題難易度の高いおみくじを引くかわからないし制限時間もあるので参加者同士で協力するのが前提のゲームなんだろうな。
そもそも火矢の数が多かったらもう回答者とか関係なく無差別に放たれている。笑

今際の国に来てすぐの現状把握すらままならないアリスたち3人と、先に滞在はしていたがそこまで場数を踏んでいないとみられるシブキの4人にとっては結構難易度高いゲームだったんじゃないかなーと思います。3とはいえ。
カルベは持ち前の度胸と冷静さで何とか対応していますが。
そしてこの回ではアリスの「観察力」が注目されます。
この漫画において自分や仲間たちの命を幾度となく救ってきたアレです。
小学生の時の回想でも触れられているけど、恐怖の中で冷静になれるってすごいことだと思う。

このげぇむではチョータが足に大怪我をしちゃうけど、4人全員が生存。
今際の国のアリスのげぇむの中ではすごくルールが凝っているとか攻略法がびっくりってわけではないんだけど、今際の国の導入としてはインパクトのあるゲームだと思いました。
でも最後の地中に入り口が埋まっている地下室を探し当てる、ってのはげぇむの数字のわりに難易度高いと思った。カルベが捨て身で掘り出さなきゃ入れなかったぞ。